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クロルピクリン工業会

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クロルピクリン剤の適用表と使用上の注意事項

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ルートガード (平成21年3月24日農薬登録失効)

<登録番号> <農薬の名称> <製造業社>
第19572号 ルートガード (株)エス・ディー・エス バイオテック
第19573号 三光ルートガード 三光化学工業(株)

■詳細(上記二品目共通)

農薬の種類 クロルピクリン・DCIP油剤
物理的化学的性状 淡黄色澄明油状液体
有効成分の種類
及び含有量
クロルピクリン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60.0%
ジクロロジイソプロピルエーテル・・・・・・20.0%
その他の成分の種類
及び含有量
有機溶剤 等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20.0%
有効年限 ―
毒 性 劇物
魚毒性 C類相当
販売する場合の容器又は
包装の種類及び材質
並びに内容量
20L 金属缶入り

■適用病害虫の範囲及び使用方法

作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤のみを使用する場合の使用回数 使用方法 クロルピクリンを含む農薬の総使用回数 DCIPを
含む農薬の
総使用回数
いちご 萎黄病 30L/10a
(1穴当り
3ml)
仮植又は
定植の
15〜20日前
1 回 土壌くん蒸 1回 1回
ばれいしょ そうか病 20L/10a
(1穴当り
2ml)
播種又は
定植の
15〜20日前
きゅうり ネコブセンチュウ
苗立枯病
(リゾクトニア菌)
30L/10a
(1穴当り
3ml)
トマト
ミニトマト
萎凋病
ネコブセンチュウ 20L/10a
(1穴当り
2ml)
ほうれんそう 萎凋病
きく ネグサレセンチュウ
すいか つる割病
メロン
  苗立枯病
(リゾクトニア菌)
30L/10a
(1穴当り
3ml)
にら 紅色根腐病
ねぎ 白絹病
ピーマン 青枯病 は種又は定植の20日前
しょうが 根茎腐敗病 植付の
10〜15日前
かんしょ 立枯病
ネコブセンチュウ
1穴当り
2ml
土壌くん蒸
(マルチ
うね内
処理)
はくさい 黄化病 1穴当り
3ml
は種又は
定植の
15〜20日前
たばこ 立枯病 10L/10a 春処理

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■使用上の注意事項

  1. 温度が低いと本剤のガス化が悪く、十分な効果が得られないこともあるので、なるべく地温が7℃以上の時使用すること。
  2. 本剤の処理は、ガスが土中で十分拡散するよう耕起、砕土を十分に行い、丁寧に整地してから、縦横30cm間隔の目に切り、千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入すること。
    マルチうね内処理の場合は、ガスが土中で十分拡散するよう耕起、砕土を十分に行い、丁寧に整地してから、通常うね幅60cmのうねを立てマルチ被覆後、うねの中央に30cm間隔で、深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入すること。
    但し、耕起直後ではガスが抜けやすいので、耕起後しばらくたって土壌がおちついてから処理することが望ましい。また、土中でのガスの拡散は土の湿り気のある時、すなわち土を握って放すと割れ目ができる程度の時に注入するのが最適である。
  3. 注入後は直ちに穴をふさぎ、地表面をポリエチレン、ビニールなどで被覆すること。
    マルチうね内処理の場合は、注入後、ガムテープ等で直ちに穴をふさぐこと。
  4. 地温が15℃以上の時は処理後10日位、また、地温が低い時は処理後20〜30日経過するとガスは大体抜けるが、念のためくわを入れ、土質、気温等により、なお臭気が残っている時は、よく切り返し、完全にガス抜きを行ってから、播種あるいは移植すること。
  5. 処理後、大雨があったり、土壌が重粘度質で通気の悪いところでは、ガス抜きを十分に行うこと。ガス抜きが不十分の場合には、薬害を生ずるので注意すること。
  6. 作物の生育中には薬害を生ずるので使用しないこと。
  7. 消石灰などのアルカリ性肥料の施用直後に本剤を処理すると作物に有害な物質を作り、薬害を発生するおそれがあるので、このような肥料はガス抜き後に施用するか、又は本剤処理の10日以上前に施用すること。
  8. 他剤と混用しないこと。特にカーバム剤およびカーバムナトリウム剤とは化学反応により、発熱し危険であるので、カーバム剤及びカーバムナトリウム剤使用後の散布器具等はよく洗浄してから用いること。
  9. 金属腐食性があるので、使用後の注入器具その他は灯油等でよく洗うこと。
  10. 処理後の放置期間と効果・薬害との関係は、土壌の種類、腐植土の多少、温度、土壌水分、作物の種類によって一様ではないので、本剤の使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意すること。
    特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  11. 医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。
    誤って飲みこんだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。
    本剤は窒息性有毒ガスを発生するので、揮散したガスを吸い込まないよう注意すること。
    本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、通風の良好な場所で顔を横に向け、体を暖めながら直ちに医師の手当を受けること。場合によっては、酸素吸入又は人工呼吸を行い、強心剤等を投与する。
  12. 本剤は催涙性の刺激を有し、眼、のど、鼻を刺激するので注意すること。
    ガスが眼に入りひどく痛む時は、多量の水でよく洗い速やかに眼科医の手当を受けること。
  13. 本剤は皮膚に対して強い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。
    付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
  14. 本剤の投薬作業の際は吸収缶(活性炭入り)付き防護マスク、保護眼鏡、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透性防除衣などを着用すること。
    ガス抜き作業の際も同様の防護マスク、保護眼鏡を着用すること。
    作業の際はガスを吸い込まないよう風向き等を十分考慮すること。
    作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼すること。
  15. 本剤が衣服等に付いた場合には、脱衣して他のものとは分けてよく洗濯し、本剤の臭気が抜けるまで身につけないこと。
  16. かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
  17. 作業中及びくん蒸中の圃場へ小児等作業に関係ないものや家畜、家禽が立ち入らないよう十分注意すること。
  18. 拡散ガスによる危被害を防止するため、本剤処理後は必ずビニール等で被覆を行うこと。
    特に住宅周辺での使用に当たっては、ガスによる危被害の発生防止に十分配慮すること。
  19. 本剤は水産動物に強い影響を及ぼすので、河川、湖沼、海域及び養殖池に本剤が飛散・流入するおそれのある場所では使用しないこと。
  20. 散布器具・容器の洗浄水及び残りの薬液は河川等に流さず、周囲に影響のない地点を選定して、土壌中に処理を行い、容器等は水産動物に影響を与えないよう適切に処理すること。
  21. 火気や直射日光をさけ、低温で鍵のかかる場所に密栓して保管すること。

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