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クロルピクリン工業会

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トップ>物流、販売、救急対応関係者向け>イエローカード>イエローカード 低濃度品(80.0%液剤)

イエローカード 低濃度品(80.0%液剤)

国連番号 1583
品  名 クロピク80(南海化学(株))
ドジョウピクリン(日本化薬(株))
ドロクロール(三井化学アグロ(株))

■該当法規

消 防 法 毒物及び
劇物取締法
高圧ガス
保安法
火薬類
取締法
道路法
類 別 指
定
可
燃
物
品  名

(法別表)
毒

物
劇

物
特
定
毒
物
一般
高圧
ガス
液化
石油
ガス
火

薬
爆

薬
火
工
品
施行令
第19条の
12,13に
該当
第
1
類
第
2
類
第
3
類
第
4
類
第
5
類
第
6
類
- - - - - - ● 貯蔵等の届け出を要する物質 - ● - - - - - - ●

■危険有害性

特 性
危 険 性 有 害 性 環境
汚染性
性 状
禁水性 爆発性 可燃性 有害ガス発生 目・皮膚
に触れる
と危険
河川への
流入注意
固

体
液

体
気

体
水
溶
性
常温 加熱時
火災時
水に接触
- - ● ● ● - ● ● - ● - -

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■事故発生時の応急措置

  1. 車を安全な場所に移動する。(人家や人ごみを避け、できるだけ交通の障害にならないような場所に移動し、エンジンを停止し、車止めをする。但し、河川、湖沼等の近辺は避ける。)
  2. 事故の発生を大声で告げ、下記事項を消防署、警察署に通報し、人を風上に避難させる。
  3. 保護具を着用し、漏れ止め・回収または消火を行う。
緊急通報
  • 119(消防署)
  • 110(警察署)
  • 高速道路の非常電話
[緊急通報例]
伝えるべき事項 例
1.いつ   ○○時○○分頃
2.どこで ○○市○○地区(国・県・市)道○○号線 ○○付近で
3.なにが 「クロロピクリン(毒劇物法、劇物)」が
4.どうした 飛散しています。飛散して火災になっています。
5.ケガ人は ケガ人がいます。(救急車をお願いします)
ケガ人はいません。
6.私の名前は ○○運送会社 ○○です。
7.クロロピクリンは毒物・劇物取締法の劇物ですので、最寄りの保健所に連絡をお願いします。
緊急連絡先

該当メーカーにご連絡下さい。

会社名 所在地 窓口担当部署 電話番号 FAX
南海化学(株) (昼間・平日) 大阪 営業部 06-6532-5590 06-6532-5597
(夜間・休日) 高知 土佐工場 088-831-6195 088-831-6431
日本化薬(株) (昼間・平日) 東京 アグロ事業部 03-6731-5325 050-3730-8045
(夜間・休日) 茨城 鹿島工場 0479‐46‐2753 0479‐46‐2663
三井化学アグロ(株) (昼間・平日) 東京 営業本部 0570-077557 03-3231-1173
(夜間・休日) 福岡 大牟田工場 0944-51-8101 0944-51-8185
クロルピクリン工業会 (昼間・平日) 東京 事務局 03-3553-7050 03-3553-7051

(平成29年4月1日更新)

財団法人 日本中毒情報センター

農薬散布をした後、体に異常を感じたら、直ちに使用した農薬の容器を持参して、医師に診断を仰ぐ。中毒については年間365日24時間、中毒110番(日本中毒情報センター)が情報を伝えてくれるので、医師から問い合わせてもらうと良い。

中毒110番 一般市民向け(無料) 医療機関専用電話
(一件につき2,000円)
大阪
(365日,24時間対応)
072-727-2499 072-726-9923
つくば
(365日,9~21時対応)
029-852-9999 029-851-9999

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■災害拡大防止措置

処理剤:乾燥砂、珪藻土、消石灰
特記事項
  1. この物質は急性毒性物質である。
  2. *常温で催涙を伴う強い刺激性のガスを生成する。
    *強く加熱すると有毒なガス(クロロピクリン、塩化水素、ホスゲン、窒素酸化物)を生じる。
    *この蒸気や液体は、眼、呼吸器官および皮膚を極めて強く刺激し、この蒸気を吸い込むと肺水種になり、死亡する恐れがある。特徴的な症状としては、麻酔作用と激しい嘔吐が見られる。反復してあるいは長期にわたり接触すると皮膚が感作されることがある。
  3. 水生生物に対して極めて強い毒性を認める。環境に対する有害性が大きい物質と考えられる。
  4. 河川、湖沼、海域等に排出され、環境への影響を起こさないように注意する。
漏出時の措置
  1. 関係者以外の立ち入りを禁止する。
  2. 作業の際は保護具を着用し、飛沫などが皮膚に付着したり、ガスを吸入しないようにする。
  3. 製造者に連絡し、指示に従うこと。
容器異常
  • ポリエチレン袋等で密封し、オープンドラム缶等に入れて回収する。
少 量
  • 微量の場合は液を布で拭き取り、布を適切な容器に移して密封する。
  • 乾燥砂、土、珪藻土などに吸着させてポリエチレン袋等に密封し、空容器に回収する。
大 量
  1. その周辺をロープを張るなどして立入禁止とし、風下の周辺住民に刺激性のガスが漏洩したことを通報し風上に避難させる。
  2. 土砂等で囲み、拡散を防止する。
  3. 大量の乾燥した土壌、珪藻土等をかけて覆い、十分吸着させる。
  4. 吸着させた土壌等は密封のできるポリエチレン袋等に回収する。
  5. 河川等に排出され、環境への影響を起こさないように注意する。
容器破損
  • 破損した容器内の液体は密封できる容器に回収し、破損した容器類はポリエチレン袋に入れて密封し、オープンドラム缶に入れて回収する
  • 漏洩した液は布、乾燥砂、珪藻土などに吸着させてポリエチレン袋等に密封し、空容器に回収する。
火災時の措置
消火方法
  1. この製品は可燃性であるので、周辺火災の場合以下の措置を行う。
  2. 速やかに容器を安全な場所に移す。
  3. 移動不可能な場合は類焼及び破缶防止のために容器や周囲に散水して冷却する。
  4. 初期火災で破缶の恐れがない場合、消火を優先する。
  5. 容器が火に包まれ熱で破缶またはその恐れがある場合の消火作業の際は燃焼または高温により有害なガス(クロルピクリン、塩化水素、ホスゲン、窒素酸化物)が生成するので、保護倶(防毒マスク又は空気呼吸器等)を必ず着用する。
消火剤 棒状水、噴霧水、泡消火剤、粉末ドライケミカル、炭酸ガス(適宜、状況に応じて使用する)
応急措置
目に入った場合
  • 直ちに清浄な水で15分以上洗眼し、速やかに眼科医の手当を受ける。
  • 洗浄が遅れたり、不十分だと眼の障害を生ずる恐れがある。すぐに医師の手当てを受ける。
皮膚に付着した場合
  • 汚染された衣類、靴などを速やかに脱ぐ。
  • できるだけ早く洗浄を始め、付着した製品を大量の水と石鹸を使ってよく洗い流す。洗浄が遅れたり、不十分だと皮膚の障害を生ずる恐れがある。
  • すぐに医師の手当てを受ける。
吸入した場合
  • 被災者を直ちに空気の新鮮な場所に移動する。
  • 呼吸していて嘔吐がある場合は、頭を横向きにする。
  • 呼吸が止まっている場合及び呼吸が弱い場合は衣類を緩め、呼吸気道を確保したうえで人工呼吸(又は、酸素吸入)を行う。
  • 身体を毛布などで覆い、保温して安静に保ち、できるだけ早く医師の手当てを受ける。

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